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DVビデオからDVDを作ろう。

一家に一台はあるビデオカメラ。

そのビデオカメラで撮ったテープをパソコンに取り込み編集、DVDに焼いてみましょう。

EZDVUのインストール、インデックス作成

ここでのDTVはカノープスのEZDV IIを用いたDVノンリニア編集をおこないます。 DVノンリニア編集というと確かに難しそうに聞こえますが、EZDV IIでは付属ソフトウェアにより簡単にDV編集を行う事ができます。

現時点で、EZDV IIの販売は終了しています。ヤフオクや中古販売などでかなり安価で手に入りますので、選択肢の一つに加えてもいいと思います

1. DV豆知識

DVキャプチャについては、標準のIEEE1394ボードは低価格ですが、できればWin2KのNTFSが利用できる方がよいでしょう。

DVフォーマットは、9分30秒で約2GB使用します。

標準のIEEE1394は、Microsoft DVCodecを使用し、ファイルタイプはOpenDML AVI(AVI2.0)で保存されます。この形式は、VFW AVI(AVI1.0)と違いファイル制限はありません。

FAT32では、1個ファイルの最大値4GBの制限を受けますので、上記の容量を考えると約18分程度までしかキャプチャできません。これがNTFSでは、1個ファイルの制限がありませんので、HDDの許す限りキャプチャできます。 しかし「画質が悪い」「色変化が大きい」そしてビデオ編集ソフトが最近まで対応するものが少ないなどの問題が残ります。

これとは違い、EZDVUなどの専用DVキャプチャボードは、VFW AVIを使用し、「参照型AVI」を作成でき、また独自のDVCodecを使用しています。これにより最長3時間ものキャプチャができます。

2. 使用するパソコンの推奨スペック

DV編集を行うマシンのスペックを確認します。カノープスの推奨する動作環境を記載します。

  1. CPU:pentiumIII 500MHz以上
  2. Memory:128MB以上
  3. HDD:Ultra Wide SCSIまたはUltra ATA 33以上で接続されたドライブ。ビデオ1分あたり230MBの容量を必要とします。

今回私がDV編集に用いているマシンのスペックは、

  1. CPU:intel セレロン2.4AGHz
  2. Memory:512MB
  3. HDD:IBM 80GB

私が最初にDV編集を始めたときのマシンのスペックは、 セレロン500Mhz、メモリー256MBで、問題なくキャプチャー、編集できました。現行のマシンならばまったく問題ないと思われます。

ただ、前述しているようにハードディスクは大容量のものを用意しましょう。1分当たり230MB使うということは、1回の最大キャプチャー時間3時間分取り込むと、40GB以上の容量が必要となります。

スペックに関してはカノープスのホームページからEZDV Testをダウンロードし、事前に確認を行うと良いでしょう。自分のDVカメラがEZDV IIに対応しているかどうかもカノープスのホームページで確認できます。(ただし、カノープスが公表している動作確認が取れている機種は割と古いもののようです。)

3. EZDVUのインストール

最初にEZDV IIのボードを空いているPCIスロットに装着します。マシンのスペックはバッチリだけど、PCIスロットが1つも空いていなかったなどという笑い話も現在主流の省スペースマシンだとありえる話です。

ATX電源の場合はマシンのOFF時も電流が流れていて危険ですので、増設ボードなどを挿すときは必ず電源ケーブルをコンセントから抜いておきます。

EZDV II
デバイスマネージャ

ボードを挿したら今度はドライバのインストールです。マシンを起動するとドライバのインストールを要求されますので付属のCD-ROM内のドライバを指定します。

「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが表示されますが、問題ないのでそのままインストールします。

右図は デバイスマネージャで確認したところです。 続いて付属のアプリケーションをインストールします。私はとりあえず全部インストールしました。



4. カメラ撮影の注意点その他

ボードが正常に認識されたら付属のDVケーブルでEZDV IIとDVカメラを接続します。

私はSONYのDCR-TRV10(というちょっと古いヤツ)を使用していますが、この機種ではキャプチャーする場合、電源を「ビデオ」にします。操作はメーカー、機種によって多少異なる可能性があります。

付属のDVケーブルでEZDV IIとDVカメラを接続

5. インデックス作成

うまく「EzNavi」とDVカメラが接続できると左側中段にInput:DV STOPという表示が現れます。うまく接続できていないと赤色でDisconnectedと表示されます。

うまく接続できないときはDVカメラの電源を入れ直してみます。それでもダメなときは「EzNavi」も起動し直し、すぐにDVカメラの電源を入れなおしてみましょう。

EzNavi

うまく「EzNavi」とDVカメラが接続できるとこのように「Input:DV STOP」という表示が現れます。

「EzNavi」とDVカメラの接続を確認したら、左側下段のIndex Search「Auto」ボタンを押下すると、インデックスの作成が始まります。「EzNavi」がDVカメラを制御してインデックスを作成してくれます。デフォルトでは精度優先の設定になっているはずですので、正確なインデックスが自動的に出来上がります。

EzNavi

インデックスが作成できたら必要に応じてシーン毎に適宜コメントを加えます。

作成したインデックスを印刷しておけば録画内容の確認が容易になり、DVテープの整理にも便利です。また、このときキャプチャ時間が9分を超えるものがないかチェックします。通常の(参照でない)AVIファイルはファイルサイズが2GBまでとなっており、前述したように2GBになるキャプチャ時間がおよそ9分です。

9分を超えるようなシーンが存在する場合、そのままではキャプチャができずに処理が途中で止まってしまいますので、2つに分割するか参照AVIにキャプチャすることになります。

参照AVIは2GBを超えるキャプチャを可能にしますが通常のAVIに比べて扱いにくいので気をつけましょう。 たとえば、ファイルを移動したり、ファイル名を変えたり、ドライブレターを変更したりすると読み込むことができなくなります。

作成したインデックスは後でキャプチャするときに必要になりますので、忘れずに保存しておきます。ここで保存を忘れるとまた作り直しなるので注意してください。

ここで、私は「運動会1.ml」というファイル名で保存しました。

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